続・トロの映画批評ブログ。

第382回『昇天峠』

『昇天峠』
〜生老病死を描くバス旅行〜

★★★★☆

引き続きルイス・ブニュエル作品。一転してこちらは娯楽映画(とも取れる)映画です。

主人公はいかにもメキシコ人っぽい朴訥な若者(笑)彼は危篤の母親に頼まれ公証人を呼ぶために峠を越えた町まで出掛けるのですが、乗り合わせたバスは道中様々な騒動に巻き込まれます。

この話の大部分はバス旅行なわけですけれども、そこには生老病死のモチーフがそれぞれ描かれていて、バス旅行自体が人生を喩えているようにも捉えられますね。となると「昇天峠」ってのは…。

なんて書いてはみたものの、肩の力を抜いて珍道中を楽しむくらいの心構えで良いのではないでしょうか。日本人からしたら信じられないくらい自由なメキシコ人の空気を感じてください(笑)



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