続・トロの映画批評ブログ。

第271回『ミステリー・トレイン』

『ミステリー・トレイン』
〜アメリカ南部が舞台のサラリと観れる群像劇〜

★★★☆☆

一夜の宿を同じくする三組の物語をそれぞれオムニバス形式で展開、様々なアイテムを用いて相互に関連させてゆく一種の群像劇作品。

閑散とした街の客足の遠退いたようなお店の外に張ってあるボロボロのチラシだったり、南部発の音楽がBGMに流れたりアメリカ南部の質感が感じられる絵の見せ方は嫌いじゃないですね。

でもアイテムを使って物語の同時進行性を強調したり他の作品に無いモノを見せてやろうっていう気持ちは確かに感じられたんだけれど、ただそれをやるだけじゃあ面白くないですよね。

オムニバスに相互の関連性を持たせてきた上で様々な小技を用いてくる映画、例えば『パルプ・フィクション』なんかには敵う筈ないんだし。『パルプ・フィクション』の方が後にできた映画であるということを差し引いてもね。

あと永瀬正敏と工藤夕貴が浮いてる感じもイヤ(笑)



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